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医院ブログ
2019年07月

歯磨きのポイント

歯磨きの一番の目的は、歯に付いたネバネバ→プラーク(歯垢)を落とすことです。プラークは生きた細菌の塊です。このプラークが虫歯・歯周病の原因なのです。歯と同じ色をしているので注意して見ておかないと磨き残してしまいます。ネバネバプラークは粘着性があるので水に溶けにくく、うがいでは取り除けませんが歯磨きでは取り除くことができます。

 

では、プラークはどこにつきやすいのでしょうか? 
「歯と歯の間」・「歯と歯肉の境目」・「噛み合わせの面」です。

 
磨くときのポイントは
①「毛先の当て方」②「力加減」③「動かし方」です。

 

①毛先は歯の面、境目にあてましょう。②力加減は200g位です。③動かし方ははブラシの当たった歯1~2本位を目安に小刻みに20回ほど動かしましょう。

 

正しい歯磨き方法を繰り返し練習し、身につけていくことが大切です。

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生活習慣病と歯周病の関係

近年生活習慣病が急増しています。

 
特に問題なのが「メタボリックシンドローム」です。脂質や糖質の多い食生活、運動不足といった生活を続けていると、徐々に内臓に脂肪がたまります。過剰となった内臓脂肪から炎症性物質などが放出され、その結果インスリンの効きが悪くなり血糖値が下がりにくくなります。そうなると、血管の状態が悪くなり動脈硬化の危険因子となる糖尿病・脂質異常症・高血圧などをひきおこします。歯を支える骨を溶かす歯周病も生活習慣病の一種です。出血や膿をだしているような歯周ポケットからは炎症に関連した物質が、血管を経由して全身に放出されます。この炎症物質がインスリンが行う血糖値を下げる作業を邪魔するのです。

 
生活習慣病から歯周病へ。歯周病から生活習慣病へ。関係がないように思われるかもしれませんが実は関連があるのです。毎日の歯磨きはもちろんの事ですが、体と同じで歯も定期的に検診(歯垢の除去・クリーニングなど)を行うよう心がけて下さい。

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入れ歯の歯磨き

入れ歯専用の漬けおきタイプの洗浄剤では、除菌はできても中々頑固な黄ばみまでは取れにくいものです。本品は、入れ歯を傷めにくいペースト状の入れ歯専用の歯磨き粉です。お茶のエキスも配合されていますのでイヤなニオイをおさえます。

 

*口に入れて使うものではありません。
*市販の歯磨き粉は入れ歯を傷めることがあります。 

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